去年の3月のとある日の朝、私は、路上で急に倒れてしまいました。
その3日くらい前からひどい腰痛を感じてたんですが、前から腰痛はあったしどうにかなるかなと思ってて、あまり気にしてませんでした。
でも、その腰痛はいつものやつとは違うものだったんですよね・・、
後から思えば、それを不思議に思い警戒しとくべきでしたが、その腰痛は大動脈解離のせいで起きて来るかなり強烈な痛みの腰痛であり、それが急激に襲って来てしまい、これはきついなと思っていたら意識を失っていたのです。そして、気が付いた時は、路上に寝ている状態で目覚めました。
ただ、あまり苦しくも痛くもなくなっていたのでこれは大丈夫じゃないかな・・と思い、そのままちょっと休んでれば回復するだろうと言う気がして、そんな甘い判断でそのまま寝てました。
後で医師の方から、あと少し来るのが遅かったら「手遅れで助からなかった可能性が高かったです」と言われるほどの状態だったのですけどね、その時はそんなこととは気づかず、のんきな気分で様子見と回復待ちで良いと思ってました。
そんな私を、たまたま通りがかった親切な人が心配してくれて、言葉をかけてくれたり、毛布を持ってきてかけてくれたりしつつ、「顔色がかなり悪いから、救急車を呼んで病院へ行った方が良いですよ」と、病院へ行くべく促してくれたのです。
正直、その言葉に従ったので命が助かったのですね。病院では、着くなりすぐに緊急手術をしましょうと言われまして、そのまま手術室へ運び込まれて麻酔で眠らされ、目が覚めた時は手術は済んでいてベッドの上でした。
なんと言うか、生死の分かれ目ってこんな感じなんかいなと驚いていた記憶があります。
その驚いた事と言うのは、例えるならばジェットコースターに乗せられてるような感じを覚えるくらい、目まぐるしくて訳がわからないうちに事が進んじゃって、何が起こってるのか分からないままに済んじゃって終わっちゃうと言う、こんな事もあるんだなと思った事だったです。
ベッド上で目が覚めて少し経ち、心が落着いてから後に、やっと何があってどうなって今の状態にいるのかが理解できた感じでした。
私の体験したところで言うとですが、こんな感じで大病の災難がありまして、結果このような感想になったのでした。
命の危機がある朝急に襲って来て、訳も分からぬ内に様々な事が起こり動き、危機はアッと言う間に去って行った・・と言う感じ。
でも、人生っていうのは、いつ何時、予想できない事が起きたり、襲い来たるかもしれないものなんだなと痛感させられました。”一寸先は闇”と言うことわざもありますが、本当にそういう事ってあるんだね・・と思わされました。つくづくホントに。
去年の今頃はあんなたいへんな目に遭ってた。それから比べるなら、今年の今の状況は幸せだなと心から思います。桜がきれいに咲いてるのを視たりできて、なんて平和で穏やかで幸福な時間を過ごせてるのかと感慨深く思いましたし、心と肉体の目に桜の花は輝くほど美しく映りました。
そんなこんながあったのですが、人生ってホントに不思議だと感じます。自分にとって許されるなら、許される限り精一杯生きて行こう。と思うに至らされた経験でした。
ただこれは、やっぱり経験してみないと分からなかったようにも思うのです。
読んでくれた皆さんもまた、かけがえのない命と人生です。だから、それはやっぱり大切にして欲しいなと切に願う次第です。

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